デジタルな仕事、あなろぐなせいかつ

書きたいこと、書くだけ。自分用の記録。チラ裏日記、上等。

本日は雛祭り

年始から夫婦ともに忙しくて、部屋の中が全然片付かんかった。

例年雛飾りを設置する場所に、長女のもらってきたハムスターと、

嫁の保護したノラウサギが鎮座している状態。

もう、こいつらがお内裏様とお雛様でいいか!とか、思わないよね。

 

で、この間の日曜日に強引に部屋の模様替えを実行し、昨夜やっと雛飾りを設置することが出来た。

まぁ、早めに出してお祭りが済んだらさっさと片付けないと行き遅れるとか言うけど、ウチは旧暦で祭ってるから関係ないもんね!たぶん。

 

うちの雛飾りは長女が生まれたときに嫁さんの両親が買ってくれた物だ。

今時はどこでも雛飾りとか売ってるけど、やっぱり親から娘への願いを込めて用意する物だし、出来れば娘から娘へ継いでもらいたい思いもあるから、嫁さんと二人で数十軒の店を回って色々見て、勉強した。

ちゃんとした雛飾りは、顔や服装や飾りや、それぞれのものを専門に作る職人さんが居ることも、それで知った。

で、最終的に京都の人形師を訪ねて、とても素敵な顔を作られる職人さんの頭と、昔ながらの衣装を合わせて作ってもらった。

安い軽自動車を買えるぐらいの金額だったけど、上品で優雅な雛飾りを作って貰えた。

我々の勝手なコダワリに、文句一つ言わず・・・いや、俺が知らないだけで言われたかも・・・お金を出してくれた嫁さんの両親に感謝である。

 

嫁さん曰く、雛祭りは本来「女の子のお祭り」だったらしい。

今で言う女子会?

端午の節句は子供の日だから男女関係ないし、男子会はどうした!

 

じゃなくて、本来雛祭りは親兄弟に相談出来ない事、聞けないことを、集まった近隣の先輩女性に教えてもらったり、相談したりするお祭りだったらしい。

今は、そういう近隣の集まりとか希薄で、誰にも相談出来ない事を抱え込んで、色々間違った方向に走ってしまう事もあるんだろーなー・・・。

 

とか思っている横で、嫁さんが長女と一緒に雛飾りを設置しながら雛祭りのいろいろなことを話して聞かせていた。

 

雛祭りに限らず、日本の昔からのイベントって色々とあるけど、最近は何でも商業ベースになってしまって、本来の意味が失われてるよねー。

やっぱ祝うんだったら形だけじゃ無くて、ちゃんと思いを継ぐ物にしたいよね。

 

まぁ、菱餅と雛あられとちらし寿司は食べるけどなっ!

ご相伴にあずかりまーっす。